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最先端の治療卵管形成手術Rankankeisei

卵管性不妊の取り組み

卵管性不妊の取り組みのイメージ

治療法として、
1) 体外受精(IVF、ICSI)
2) 卵管鏡下卵管形成術(FT)
3) 腹腔鏡手術
の3つの方法があります。
当院では1)、2)の方法で対応し、3)については術前外来のみを行っております。
ここではFTについて説明します。

卵管鏡下卵管形成術(FT)

卵管形成手術のイメージ

卵管形成手術のイメージ卵管形成手術のイメージ

卵管鏡下卵管形成術(falloposcopic tuboplasy:FT)は卵管が詰まったり、狭くなることで、卵子や精子が卵管を通ることができない「卵管性不妊症」の患者様を対象にした内視鏡治療です。カテーテルと呼ばれる細い管を子宮へ挿入し、内蔵のバルーンを卵管に通すことで卵管通過性を回復させます。体への負担が少なく、治療時間が40分程なので外来での治療が可能です。

また、同時に、バルーン内側を通る外径0.6mmの子宮鏡で卵管内のひだ構造を観察することができ、卵管の機能を評価することができます。

子宮鏡

卵管鏡下手術の最大のポイントは、

  • 両側卵管閉塞で体外受精でしか妊娠できないケースでも、FTで卵管の詰まりをとることで自然妊娠の可能性が高まり、治療の選択が広がります。
  • 手術は健康保険の適用となります。卵管鏡による両側卵管の治療を受ければ約35万円必要となりますが(3割負担の場合)、高額医療助成の対象となり約8万円を超過した分は後日、加入保険から返還されますので、実際のご負担額は約8万円となります(高額所得者の場合は約15万円のご負担となります)。
  • 卵管の中の状態が観察出来るため、自然妊娠可能な卵管かどうかの判断ができます。
  • 体に負担の少ない日帰り手術のため、次の日から仕事復帰可能です。
  • FTを受けてから妊娠までの経過時間は平均3~4か月です。FT後6か月経過しても妊娠しない場合には、体外受精を考慮します。

卵管鏡下手術の弱点は、

  • 術後1ヵ月から3ヵ月以内に、約10%の症例で再閉塞する可能性があります。
  • 卵管采や卵管周囲の癒着病変に対しては、FTでは治療できません。腹腔鏡下手術の併用が必要となります。
  • 卵管閉塞部の癒着が強い場合など、再開通出来ない可能性が約5%あります。

FT中の画像

正常卵管口部
(1)正常卵管粘膜(膨大部)
卵管開口部閉鎖
(2)卵管内線維性癒着部
卵管腔
(3)異常卵管粘膜(卵管ひだが乏しい症例)
卵管鏡が卵管内を通過している画像
(4)卵管鏡が卵管内を通過している画像
(腹腔鏡併用FT)

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