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凍結タンク監視システムを導入しました。

2024.02.20

この度、当院では凍結監視システム「Logbee Cool」を導入しました。

患者の皆様からお預かりしている凍結胚(受精卵)・卵子・精子は院内の液体窒素の入った凍結タンク内で保管しています。

凍結タンクは、その高度な真空断熱構造により液体窒素の蒸発量を最小限に抑えられており、常に内部を凍結状態に維持することが可能です。

凍結保管において重要な役割を果たす凍結タンクには、液体窒素の補充を欠かさず実施し異変がないか日々確認し、適切に管理しています。

しかし万が一、何らかの原因により凍結タンクの破損がおきると、凍結状態が維持できなくなる事故も考えられます。実際に、2018年にはアメリカで2件のタンク破損による事故が報道され,オハイオ州の事故では約950人の4,000個の凍結胚が影響を受けたとされています。

そこで、当院では凍結タンクの異常を早期に発見できるように、凍結タンク監視システム「Logbee Cool」を導入しました。

凍結タンクに温度センサーを取り付け、表面温度を測定し、表面温度が低下するとスタッフにメールでアラートが送信されるといったシステムです。スタッフがすぐに異変に気付けることによって、お預かりしている大切な凍結胚・卵子・精子を不測の事態から守れる可能性が上がります。

今後とも当院ではより安全な環境づくりのために努めてまいります。

Logbee Coolによる凍結タンク監視の仕組み

温度センサーを取り付けた凍結タンク

 

PCによる凍結タンクの表面温度の監視画面とメールでの通知